タバコのいらない生活へ~禁煙生活~

NoSmoking

禁煙を始めて半年がたちました。数十年喫煙生活を続けてきましたが、ある日を境にタバコをやめました。

今回はこれから禁煙したい人、禁煙に挑戦したい人に向けて、禁煙生活半年の若輩者ながら私が禁煙に至った経緯や経験、禁煙するために得た知識やメンタルのあり方などを綴っていきたいと思います。

私が禁煙をしようと思ったきっかけ

タバコをやめたいなと思うことはこの長い喫煙生活の中で度々ありました。しかしこれと言って明確な理由も、きっかけもないまま吸い続けていました。

ある日遊園地に遊びに行く機会があり、いつものようにポケットにタバコを忍ばせて出かけました。

いくつかのアトラクションを楽しんだ後、「そろそろ一服するか」と思いパンフレットの地図を見て喫煙所の位置を確認しました。その時に驚いたのが敷地の広さに対しての喫煙所の少なさです。

その遊園地は某夢の国なのですが、喫煙所が園内に3つしかありません。どう考えても少なすぎる。そしてその時点で私がいた場所からかなり距離があったのです。タバコなんて夢の国にはいらない存在なのだなということを瞬時に察した瞬間でした。察しろと押し付けられた感は否めませんが、致し方ないと納得しました。

パンフレットの地図を頼りに喫煙所周辺にたどり着いたものの、今度は肝心の喫煙所がどこにあるのか全く分かりません。下調べ(喫煙所の下調べw)を怠った私にも落ち度はありますが、とにかく夢の国調にデフォルメされた地図では詳細な場所がまったくわからなかったのです。

同じ場所を何度もぐるぐる回り、スマートフォンで検索をしながらやっとのおもいで喫煙所にたどり着けました。タバコを吸おうと思い立ってからタバコに火をつけるまで一時間を要しました。結局喫煙所はなかなか人目のつかないような場所に設置されており「この世界観を維持するための配慮、さすがなり」と感心したと同時に「わかり辛すぎて初見殺しなり」と少々怒りを覚えました。

その後も1時間置き程度に一服タイムを設け、久々の遊園地を楽しみ1日が終わりました。

家に帰り今日一日を振り返った時、楽しい想い出の中に汗だくになりながら喫煙所を血眼になって探してる自分の姿も混じっていました。遊園地へアトラクションや世界観を楽しみに行ったにもかかわらず、喫煙所へ向かう移動時間や労力、実際にタバコを吸っている時間など、タバコに対して費やした合計時間と労力をざっくりと計算してみたら「アトラクションに乗っている時間より圧倒的にタバコさんに持っていかれてる」という事実を思い知った時には唖然としました。

「タバコはお金だけでなく時間も奪うのだな」と痛感したと同時に「なぜ自分はこうまでしてタバコを吸うのだろう、そもそも何のためにタバコを吸っているんだっけ?」と疑問に思い、今一度タバコについて考えるきっかけとなりました。そして場合によっては禁煙も視野に入れ、タバコについて調べ始めたのです。

1.自分の気持ちを整理し、禁煙するための理由を明確にする

あなたが禁煙を志した理由、きっかけは何ですか?私は上で書いた通り遊園地での出来事がきっかけとなりました。

禁煙にチャレンジするにあたって、まずはどうして自分は禁煙がしたいのか、禁煙してどうなりたいのか、何がしたいのかなど理由を明確にすることでモチベーションにつなげることができると思います。一度自分の中の気持ち、考えをきっちり整理してみることをお勧めします。

1-1.喫煙者の気持ち・非喫煙者の気持ち

喫煙者としての肩身の狭さ、非喫煙者としてのタバコや喫煙者への嫌悪感、両方味わっている私としてはどちらの苦労も、気持ちも、言い分もある程度理解することができたのではないかなぁと思っています。私が喫煙者だった頃に感じていたこと、そしてタバコを吸わなくなった今感じることを書いてみたいと思います。

喫煙者だったときの気持ち

昨今、喫煙者に対する風当たりは日に日に強くなってきていると感じています。喫煙所の少なさ、完全禁煙化していくお店、嫌煙家の声。まるで喫煙者は罪人扱いです。喫煙者側に立ってみると今の喫煙者を袋叩き状態の世情に疑問すら感じます。むしろ屈したくない精神で喫煙を続けている方も中にはいるかもしれません。

私としてはしっかりとルールを守った上での喫煙、他人に迷惑をかけない範囲内での喫煙は全然ありだと今でも思っています。ただ、この状況でも歩きタバコ、タバコのポイ捨てをする人を頻繁に見かけます。喫煙者の肩身が狭くなっていくのにもたくさんの原因があるでしょう。

では過去の自分を振り返った時、マナーの悪い喫煙者を声を大にして避難できるでしょうか。タバコを吸うことがかっこいいと思っていた若かりし頃の私は歩きタバコもしたでしょう。空き缶に吸殻を入れて捨てたりもしたでしょう。だから一概に「あなた達のマナーが悪いせいで我々ルールを守って喫煙を楽しんできた喫煙家までそういう目で見られるのだ!」とは私は言える立場ではありません。

いままでタバコを吸ったことがないので、喫煙者をボロッカスにいう権利を持っていると勘違いしているのもまた違います。ただ、喫煙者も非喫煙者もお互いが暮らしやすい世界にする上でルールを守ることを促すのは当たり前で、とても大事なことだと思います。

非喫煙者の気持ち

非喫煙者となった今、喫煙者の時では感じることがなかったことを度々感じるようになりました。それはタバコを吸っている人がすぐに分かるようになったことです。電車内などで喫煙者の人が近くにいるとすぐに分かるようになりました。すれ違う人も同じくわかります。もしかしたら本人は吸っていなくて、近しい人や職場で喫煙者がいて匂いが染み付いてしまっているのかもしれませんが、とにかくタバコの匂いは強烈です。吸っている本人は自分が思っている以上に匂っていると自覚するべきかもしれません。その匂いは吸わない人にとっては不快な思いをさせている場合もあるということも。

匂いも、煙も、灰も、吸殻も、自分は意図していなくても周りに迷惑を、不快な思いを、負担を強いてしまっていたのかと自覚した時は、嫌煙家と呼ばれる人々の存在も致し方ないのかなとも思ってしまいました。

喫煙者、非喫煙者両方の立場から思ったことやその時々の気持ちをまとまりもなく書き殴ってしまいました。タバコを吸わない人があなたのことをどのように感じているか、どのように見ているかを自覚や想像することもとても大切なことです。それを踏まえたうえで、自分はどうなりたいのか、本当に自分はタバコをやめたいのか気持ちを整理してみてください。

1-2.禁煙を開始する理由を考える

禁煙をしたいと思うきっかけは本当に人それぞれで色々な理由があると思います。

  • たばこ税増税に伴い経済的負担が増したから
  • 自分の体が心配になってきたから・病気になったから
  • 子供ができたから・自分の近くにいる大切な人への負担を考え出したから
  • 時間がもったいないと感じたから

他にもまだまだあると思いますが、いま思いついたものをいくつか挙げてみました。

上の例では自分のためというのが主な理由ではなくて、大切な人のために禁煙を目指しているという自分以外のためという場合と、自分の体が心配など自分のための2パターンに分かれると思います。

自分以外のためという場合は案外すんなり禁煙をスタートできそうですね。理由を自分以外のところに置いておけるのできっかけとしてはわかりやすいように感じます。

では自分のために禁煙を開始しようとしている場合はどうでしょうか。禁煙に関してはいたるところで気持ちの問題、気合の問題みたいに扱われがちですが、煙草自体依存性が高く、喫煙者には生活習慣の一部となってしまっているのでそう簡単なものでもありません。なので私としてはなぜ禁煙したいのか、禁煙すべきなのか根底にある理由をしっかりと理解しておくべきだと思っています。

ただなんとなく禁煙したいという方も、漠然とで良いので「体に悪そうだし」とか「お金もったいないし」など重点を置く理由を明確に持ってみてください。

2.煙草についての理解を深める

敵を倒すには敵を知ることが大事です。タバコについてネガティブな情報だけ集めて禁煙達成を成し遂げられるのならそれはそれでよいのかもしれませんが、私はタバコと笑ってさよならするためにしっかりと分かってあげて、その上で自分がしっかりと納得して禁煙に進みたいと考えました。

上で考えた理由、きっかけに直接繋がる情報だけを詰め込んで禁煙を始めるのもありだとは思いますが、成功率を高めるためにも得れる情報はできるだけ知っておいて損はないと思います。

2-1.煙草にかかっている金額を改めて理解する

あなたはタバコを1日何箱、何本吸いますか?私が喫煙していた時は1日1箱半以上は最低でも吸っていました。平均したらおそらく2箱程度だと思います。

銘柄にもよりますが、この記事を書いている時点で1箱420円~460円が多いと思います。増税に増税を重ねここまで高くなりました。私が吸っていたセブンスターは今現在460円です。これを1日2箱。式にするまでもないかもしれませんが

2(箱)×460(円)=920(円)

毎日毎日タバコだけで920円の出費となります。この額、安いと思いますか?高いと思いますか?私としては毎日払う額としては相当な痛手です。もっと広い視野で見ていきましょう。1か月30日計算でいくらになるか。

920(円)×30(日)=27,600(円)

蔵が建ちますね。冗談はさておき、人にもよりますが月々支払う保険料を余裕で賄えるレベルですね。さらに1年単位ではどうでしょうか。

920(円)×365(日)=335,800(円)

眩暈がしてきました。温泉旅行にも行けますし、ハイスペックパソコンを買っても全然おつりが来ます。かなりの事が出来ますし、かなりのものが買えます。

いままでたばこ税の変動等がなく、ずっとこの価格だったと仮定して20年喫煙生活を続けて来た人が今までにタバコ代として支払ってきた総額は

335,800(円)×20(年)=6,716,000(円)

高級車が買えるレベルですね。かなりの高額です。実際はこんなに多くはないですが、戒めの意味も込めてざっくり計算してみました。

あなたが今まで支払ってきたタバコ代はいくらですか?タバコに費やしてきたお金には意味がありましたか?価値観は人それぞれですが、私にはタバコにそれだけの価値も、利益も見出せませんでした。

2-2.煙草に費やす時間について考える

意識することは少ないかもしれませんが、タバコには時間も浪費させられます。きっかけのところでも書いたように、家の外に出た場合は喫煙所を探す時間、喫煙所までの移動時間、タバコを買う時間、吸っている時間、1つ1つは大した長さではなくても、すべてを総合的に考えてみると、これもまた代金と同じで塵も積もればなんとやらで尋常じゃない量になります。

1本吸うのに5分と仮定して、1箱20本。2箱吸っていた私は1日40本。移動時間は考えず吸うことだけで1日に費やす時間は

5(分)×40(本)=200(分)=3時間20分

1日のうちにタバコを3時間20分もスパスパやっているわけです。実際はすべてトータルするともっとかかっているはずですが、純粋に吸っている時間だけでこれです。1か月では

200(分)×30(日)=6000(分)=100時間

1か月に100時間。何か努力したいものに毎月100時間費やすのはなかなか難しいのに、タバコには平気で費やせる。タバコを吸うことと同じくらい何かを一生懸命になってコツコツやれていたら、人生が変わっていたかもしれません。これらの時間は有意義な時間だったと胸を張って言えるでしょうか?

まとめ

この記事で書いた金銭面の部分や時間の部分は人それぞれで、吸ってきた年数や量、どのような喫煙環境かなど色々な要因でかなり変わると思いますが、それらを振り返ったうえでそれらは本当に必要だったのかを改めて考えてほしくて書いてみました。

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