頭皮(地肌)の乾燥対策!正しいシャンプーの仕方と選び方

かゆい ねこシャンプー
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頭皮が乾燥すると様々な頭皮トラブルが起こります。頭皮の痒み(かゆみ)やフケ、炎症や皮膚疾患、さらに怖いのは、頭皮環境が悪化すると毛根にダメージを与え抜け毛、薄毛の原因にもなってしまいます。ただの乾燥だと思って甘くみて放置していたら大変です!気づいたら「実は既に・・・!?」なんて、ならないように正しくシャンプーを選んでケアをすることが大切です。

しかし、具体的にどうしたら良いのか、、と、お悩みではありませんか?あなたのシャンプーは合っていますか?

筆者は、もともとの乾燥肌に加えて様々な要因・生活習慣の悪化などにより身体や顔の皮膚だけでなく頭皮の乾燥まで進み、ヒリヒリ痛み・痒み・フケに苦しみました。そこから試行錯誤しシャンプーを見直したり調べたことをお伝えします。

今回は、頭皮が乾燥する原因を追求し潤いを保つための方法と正しいシャンプーの仕方・選び方を紹介していきます。

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頭皮の乾燥する主な5つの原因とデメリット

健康な頭皮は、約4週間のサイクルで新陳代謝を繰り返して生まれかわっていきます。このサイクルを「ターンオーバー」といいます。頭皮が乾燥すると地肌が固く血行も悪くなって新陳代謝が乱れるとともにターンオーバーの乱れに繋がり、頭皮トラブルが起こったり悪化したります。乾燥した頭皮とは、皮脂の少ない(足りない)状態です。皮脂が足りていない状態になると免疫力が低下して、とてもトラブルの起きやすい敏感な頭皮となるので原因をしっかり把握していきましょう。

5つの主な原因とは

  1. シャンプーのしすぎ
  2. シャンプーの成分
  3. 角栓様物質
  4. 外部環境の影響
  5. 加齢による

頭皮が乾燥する原因はいくつかありますが、ここでは代表的な5つをデメリットとともに説明していきます。

1.シャンプーのしすぎ

頭を洗う(シャンプー)の回数は、1日に1回までで充分です。一日に何度も頭を洗うと必要な皮脂まで取り除いてしまい頭皮は乾燥してしまい、バリア機能が低下します。皮脂の不足状態が続くと慢性的に頭皮が乾燥し深刻な頭皮トラブルに陥ってしまいます。

2.シャンプーの成分

シャンプーの頻度を1日1回に遵守しても洗浄力の高さによっては、その1回のシャンプーで頭皮の皮脂を取りすぎてしまう可能性があります。必要な皮脂まで奪われてしまうとフケや痒みなどの頭皮のトラブルを引き起こしやすくなります。特に乾燥した頭皮の人は、外部からの刺激に対して弱い為、トラブルの可能性はいっそう高まります。

市販の比較的安価なシャンプーの多くは、高級アルコール系シャンプー(硫酸系・スルホン酸系)と、天然で良いイメージに思われている石鹸シャンプーです。この2種類のシャンプーは、実は洗浄力がとても高く乾燥肌を悪化させる為、注意が必要な成分と考えられます。

3.角栓様物質

角栓様物質(かくせんようぶっしつ)とは、毛穴から分泌される皮脂や角質が固まってできるもので、角栓(コメド)とも呼ばれています。分泌されたばかりの段階ではまだ柔らかいのですが、時間が経つにつれて固くなり、洗い流すのが難しくなっていきます。これを無理に洗い流そうとして、洗いすぎたりゴシゴシ擦ったりと間違ったスカルプケア(頭皮ケア)をする事で新たな頭皮トラブルの原因となる恐れもあります。頑張って皮脂を取り除こうとすればするほど、頭皮を保護したり潤いを保持してくれている皮脂が奪われて、頭皮環境が悪化し乾燥してしまったり、頭皮の乾燥を補おうと余計に皮脂を分泌するようになるので、悪い結果を招くことが多いのです。

また、髪の洗い方が不十分である可能性が高く、シャンプーを使用する際には、十分にすすいで、シャンプー剤が残らないように注意する必要があります。残った薬剤が、頭皮に悪影響を与え頭皮環境の悪化とともに角栓様物質もできてくると考えられます。

4.外部環境の影響

季節によるものとして冬場の冷たい空気に触れると肌が乾燥してしまいます。頭皮も肌と同じく冬場は乾燥しやすくなります。きちんとお手入れしないと、潤いが逃げてターンオーバーのリズムが乱れてしまいます。特にパラパラと落ちるフケが出ているときは、地肌のバリア機能が低下し余計に乾燥が進んでしまう悪循環に陥っている可能性も。そして、意外に乾燥しやすい季節が夏です。 頻繁にシャワーを浴びたり、シャンプーをすることで必要な皮脂が不足してしまうといった場合もあります。また、痒いからと言って爪やブラシで強くこすり頭皮に物理ダメージを与えて傷つけてしまったり、シャワーの温度が高いなどといった間違ったシャンプーの仕方で地肌を洗うと髪の毛や頭皮もダメージが出ますので注意して下さい。

紫外線によっても頭皮の潤いが減少し乾燥してしまいます。日傘、帽子、日焼け止めなどで紫外線対策をします。紫外線が集中して当たらないように、髪の毛の分け目は毎日変えてしっかりとカバーする事をおすすめします。

冷暖房の効いた部屋にいると室内と屋外の湿度差があり乾燥してしまいます。頭皮が汗をかいたり、冷やされたりの繰り返しで頭皮が乾燥するのです。皮膚に優しい湿度は60%~65%です。加湿器や観葉植物を置くなどして湿度を保たせ、エアコンの風は直接当たらないようにしましょう。

5.加齢による

上記4つと違い、ひとつだけ完全には防ぐことのできない原因、それが「老化」です。頭皮に潤いを与えてくれるセラミドという保湿成分の量が、加齢によって減少するため乾燥が進行するのです。肌の乾燥がシワやたるみの原因となるように、頭皮の乾燥も育毛環境を悪化させ、抜け毛や薄毛の原因となります。特に、女性はピークが20代と早く40代くらいから大幅に減少します。そのため男性よりも頭皮の乾燥が早期に訪れます。

また、ほとんど髪の毛に覆われている事から頭皮の老化は自覚しにくく、トラブルが起こってもなかなか気づくことができずに頭皮や地肌の乾燥をさらに進めてしまいがちです。そして、頭皮は、顔の皮膚に比べて角質層の水分量が低く、他の部分よりも乾燥しやすい傾向にありコンディションが乱れがちです。特に乾燥肌の方は、それ以上に乾燥しているので頭皮に十分なうるおいを与えることも重要なポイントの1つです。

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頭皮の潤いを保つための方法と乾燥対策!

様々な頭皮トラブルの原因になる頭皮の乾燥を放っておくことの怖さは、ご理解いただけたでしょうか。誰も乾性フケや抜け毛・薄毛に進んでなりたい、なんて思いませんよね。数ある改善方法を一度に実践しようとして、難なくこなせる人もいますが、努力してもつい忘れたり飽きたり時間がないからなどで挫折する人もいます。筆者は間違いなく後者のタイプであると自信を持っております!ですから、三日坊主にならないためにも一気に解決しようとあせらずに、1つずつ出来る事から始めてみませんか。1つ慣れたら2つ目と、少しずつでいいので以下のご紹介する方法で気楽に出来る事を増やしていき解決していきましょう。

乾燥した頭皮の保湿方法

頭皮も顔と同じお肌なので保湿方法もお肌と同じように「ローション」と「オイル」を使います。でも、頭皮に使うローションやオイルといってもどんなものがあるか?どんなものを使ったら良いか?ピンとこない方もいると思いますので、乾燥頭皮の保湿・乾燥予防に効果的なローションやオイルを見ていきましょう。

普段使用しているローションを使う

ローションを使うタイミングは、タオルドライ後かドライヤーをかけた後がおすすめです。まんべんなく保湿ローションを頭皮につけたら、手の平や指の腹で頭皮を優しく押さえてをなじませます。そのとき頭皮を軽く押してマッサージをすると心地よいです。また、血行が促進されて頭皮環境や育毛にも良い効果を与え、抜け毛や薄毛の予防にもなります。特に頭頂部は紫外線などのダメージでトラブルが起こりやすいので、たっぷりと保湿ローションをかけるといいでしょう。

ただし、アルコールが多く入っているローションは水分を奪って蒸発してしまうので避けましょう。

頭皮専用の保湿ローションを使う

しっかり乾燥頭皮を保湿したいなら専用のローションやオイルがおすすめです。ノズル式になっていてピンポイントで塗布できるなど、より頭皮ケアに向いたものになっています。また、フェイスケア用品を代用するのも良いのですが、商品によっては頭皮に合わないものもあります。頭皮そのものは非常にデリケートなため、優しく扱ってあげなければいけません。だからこそ、頭皮専用の商品を使用するのが間違いないと言えます。

頭皮のかゆみ用美容液「すこやか地肌」

頭皮美容液

地肌に直接なじませる頭皮専用の美容液です。

  1. 乾燥頭皮の炎症を抑えかゆみを改善(サクラ葉エキス)
  2. 雑菌の繁殖を防ぐ天然成分(ワサビ根発酵エキス)
  3. 5つの保湿成分(ヒアルロン酸、コラーゲン、アルゲエキス、アロエエキス、オクラ果実エキス)配合で、頭皮にうるおいを与え、保ちます。

とろみのある美容液なので、初めて頭皮の保湿をする方でも使いやすくなっています。皮膚科医もすすめるお墨付きの美容液です。

『薬用ユースキンS ローション 150ml (敏感肌用 保湿ローション) 【医薬部外品】』

頭皮ローション

こちらは頭皮だけでなく、身体全身に使えます。身体の乾燥も気になる方にうってつけです。ぬりはじめると、水のようになってすーっとのびるローション。乳白色のジェルがさっぱりとしながらもべたつかず乾燥を防ぎます。洗顔入浴後の全身にぬりやすいジェル状で容器がポンプ式なので使い勝手も良いです。

オイルで保湿する

皮膚の保湿に使えるオイルとして、ホホバオイルや椿油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどが挙げられます。すべて自然系のオイルなので、そんなに大きな違いはないと思います。オイルは保護作用もあるため皮膚のほかに髪の毛にも効果がありキューティクルをコーティングしてツヤと潤いのある髪にしてくれます。

オイルでの頭皮の保湿は入浴後、髪をタオルドライしたタイミングでおこないます。オイルでの保湿ケアは週に1~2回で十分ですので、あまり時間もとらないというメリットもあります。

まずは手にオイルを少量とり、指の腹で頭皮になじませていきます。頭皮にオイルが直接つくように、髪を手でかき分けながら塗布しましょう。そのあとにローションと同じやり方で手の平や指の腹で頭皮を優しく押さえてオイルをなじませ軽く押してマッサージなどをします。オイルが多すぎると皮脂が多すぎる状態と同じになってしまうので、つけすぎには気をつけましょう。最後にドライヤーをかけて終了です。

また、シャンプー前にオイルを指の腹で頭皮になじませて軽く押してマッサージしてから洗い流す事で頭皮のクレンジング効果があります。時間があればマッサージ後、ホットタオルを巻いてシャワーキャップをかぶり5~10分置いてオイルパックをします。すると毛穴が開いて毛穴の奥の脂汚れや古くなった角質を浮かせ、頭皮に負担をかけずに取り除きやすくします。放置のしすぎは、逆効果で毛穴がつまってしまうので注意して下さい。

それでは、頭皮の保湿におすすめのオイルをいくつか紹介します。

天然成分だけでアンチエイジング!NATURAL ORCHESTRAの高品質「オーガニックホホバオイル」

ホホバオイル

ホホバオイルはその名の通りホホバという植物の種子から抽出される天然のオイルです。地球上のオイルで唯一人工心臓の潤滑油としても使用されるほど信頼性が高く、敏感肌の方等、あらゆる肌質の方にお使いいただけます。
肌の保湿やクレンジングとしても使えるホホバオイルは、ベタつきが少ないため頭皮の保湿にもおすすめです。もちろん頭皮だけでなく、顔や身体全身に使えるので便利です。

また、余分なものが入っていないオーガニック製品として安心できるという点のほか、信頼できる工場で製造し、ブランドとしての管理体制を健全に保つため、オーガニック商品取扱の認定を受けている、真実のオーガニックブランドなのです。

大島椿 頭皮のためのオイル 90g

頭皮オイル

油性成分椿油(保湿・柔軟・保護・清浄効果)100%の椿油をたっぷり使用した頭皮ケアのためのオイルです。頭皮にうるおいを与え、水分を保ちます。頭皮に椿油が直接届くスプレータイプのボトルで便利です。

大島椿 60mL

s_osimatubaki_60ml

スプレータイプより瓶タイプがお好みの方はこちらをどうぞ。オイルだとベタつくのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、椿油は人間の皮脂と混ざりやすい性質を持っています。そのため頭皮にしっかりと浸透し、ベタつくことも少ないようです。

頭皮の乾燥対策に効果的な8つのポイント

せっかくローションやオイルで頭皮の保湿を行っても、乾燥対策を怠っては頭皮が乾燥しやすい状態のままです。根本的な解決へ導くため、簡単にできることから始めてみませんか?

Point 1 正しくシャンプーをする

シャンプーのタイミングは、なるべく朝より夜がベターです。肌も髪も就寝中に育つため、毛穴詰まりをキレイに洗い流してから寝るよう習慣づける事が大切です。

  1. シャンプーは季節を問わず1日1回まで
  2. 髪を濡らす前にブラシで髪のもつれをとく
  3. シャワーの温度は36~38度
  4. 髪と頭皮を湯洗い(予洗い)する
  5. シャンプーの量はサクランボ大
  6. シャンプーを泡立てて洗う
  7. すすぎは十分に行う

正しくシャンプーをする7つの工程を箇条書きにしましたが、1つずつより詳しい説明を注意点とともにご紹介していきます。

1.シャンプーは季節を問わず1日1回まで

シャンプーは多くても1日1回までです。どうしても必要な場合は、ぬるま湯で軽く流す程度にとどめましょう。シャンプーの後、頭皮の皮脂量は6~24時間で元の量に戻ります。皮脂量が戻っていない状態で、何度も洗うと必要な油分まで取り除かれてしまい、頭皮の乾燥の原因となってしまいますので洗い過ぎに注意しましょう。

筆者は乾燥肌なため、シャンプーは2~3日に1回にしています。頭皮の状態によっては1週間に1回の時もあります。匂いは大丈夫?べトつきなどが心配!と思うかもしれませんが、全く問題ないです。もちろんシャンプー剤を使用しない日は洗わないわけではなく、ぬるま湯で丁寧に優しく湯シャン(お湯のみで洗う)して頭皮の負担を減らしています。タイリング剤は、頭皮の保湿に使っている椿油やホホバオイルをタオルドライ後に、髪の長さ半分より下~毛先までにまんべんなく揉み込む。これだけで頭皮状態にも良く、髪の毛までツヤツヤです。

ヘアワックスやスプレーなどの整髪料を使用している方は、お湯で落ちるタイプなら湯シャンだけで大丈夫です。お湯で落ちない、あるいは落ちにくいタイプなら、整髪料の付着している髪の毛のみをシャンプーで落としましょう。この時、シャンプー剤が頭皮につかないように(ヘアスタイリング剤を頭皮につける方はいないと思いますが…)洗います。乾燥が気になる方は、整髪料をお湯で落ちるタイプのものにしたり、湯シャンの日は整髪料を使用しないなど工夫してみて下さい。

2.髪を濡らす前にブラシで髪のもつれをとく

シャンプーの泡立ちを良くするため、まずは丁寧なブラッシングで汚れやホコリを落とします。目の粗いブラシやくし、あるいは手ぐしでも結構ですが、できれば動物性のやらかいヘアブラシが髪につやも出るので良いでしょう。ゆっくり丁寧に毛先から髪のもつれをといていき、徐々に根元の方までとかしていきます。根元をとかす際、頭皮を軽く刺激することによって、血行を良くすることも出来ます。

髪は一度濡れると絡みやすくなり、取れにくくなるので必ず濡らす前に予めよくとかすことが重要です。髪がからんだままシャンプーすると、無理な力が加わり抜け毛・切れ毛など、ダメージの原因に繋がります。整髪料などご使用でしたら、なおさらです。ブラッシングのしすぎやゴシゴシと地肌を強くこすったりするのも髪や頭皮に傷をつけてしまうことになりますので、適度なブラッシングを行いましょう。

3.シャワーの温度は36~38度

シャワーの温度は38度前後に設定する。乾燥肌の方は、体温に近い温度の36度前後が理想です。40度以上の温度は、シャンプーと同じレベルの洗浄力となるため、乾燥を促進して頭皮を傷める原因になります。

4.髪と頭皮を湯洗い(予洗い)する

予洗い(シャンプー前のすすぎ)は、慣れないうちは1~2分、慣れてきたら3分を目安に爪をたてず指の腹でやさしくマッサージするように洗い流します。ゴシゴシ洗いは皮脂を落としすぎてしまうので厳禁です!この予洗いにより毛穴が開いてシャンプー時の汚れが落ちやすくなります。髪と頭皮に付着した埃や皮脂汚れの8割をも落とすことができます。予洗いをしっかりすることでシャンプーの泡立ちが良くなるためシャンプーの量をいつもより減らせます。特に乾燥が気になる方は、シャンプーの量を減らすと頭皮の負担も減るので、予洗いはとても重要なポイントです。

5.シャンプーの量はサクランボ大

シャンプーの量はサクランボ大(ポンプ式なら半プッシュから1プッシュ。髪の長さや量・汚れ具合によって調整しましょう。)で、手のひらでよく泡立てます。必要以上のシャンプーの量を使用すると、その分頭皮へ負担がかかり乾燥がすすんでしまいます。

6.シャンプーを泡立てて洗う 

シャンプーを手にとって両手で軽く泡立てます。地肌の何箇所かに分けて塗布し、地肌全体に行き渡るイメージで指の腹でマッサージするように丁寧に洗います。特に耳の上から後ろ・襟足辺りの地肌は洗いにくく、洗い残しやすい部分なので、洗い忘れのないよう気に留めておくとよいでしょう。

シャンプーの泡は、汚れを落とすだけでなく髪同士の摩擦を防ぐ大切な役目があるため、シャンプー剤を泡立てずに直接頭皮へ塗布することは避けましょう。泡で優しく洗えば4の予洗いで頭皮が温まり毛穴が開いているので汚れはしっかり落ちます。

また、爪が長いなど地肌が十分に洗えない時は、シャンプーブラシ(地肌用洗浄ブラシ)が便利です。使い方は、「Point1 正しくシャンプーをする」1~5の工程を同様に行い、6で泡を頭皮になじませた後、シャンプーブラシで地肌にあて、小刻みに左右に動かしながら洗います。円を描くようにブラシをまわしてしまうと、髪がからまりやすくなるので注意が必要です。

メリット シャンプーブラシ

メリット シャンプーブラシ

 

7.すすぎは十分に行う

シャンプーのすすぎ残しをしない為の準備として、まずは髪に残っている泡を軽く手で落としてからすすぎましょう。特に耳の上から後ろ・襟足・生え際辺りの地肌は洗い残しやすい部分なので、念入りにシャンプーのぬめりがなくなるまで頭皮と髪をよくすすぎます。洗い残しは、頭皮の炎症や抜け毛・薄毛の原因にもなるので、地肌からかきあげるようにして爪をたてずに、指の腹で洗いましょう。

Point 2 やさしくタオルドライ

入浴後のドライヤー前は、ドライヤーの熱風を長時間あてないよう時間短縮のため、やさしくタオルドライをして髪と頭皮から水分をある程度とるこが髪と頭皮の健康を保つ秘訣です。

まずは、頭皮を中心に乾いたタオルをあて軽くポンポンと手もみをするように指の腹で押すイメージで水気をとっていきます。そして髪が長い部分は、タオルを持った両手で髪をはさむように優しく押して水分をとりましょう。特に濡れている状態の髪同士をこすりあわせると、摩擦でキューティクルが剥がれて髪が傷みやすく枝毛・切れ毛の原因につながるので、タオルドライは「髪を拭く」ではなく「頭皮と髪の水分をタオルに吸収させる」イメージで行うのがポイントです。

Point 3 適切なドライヤー

タオルドライ後の自然乾燥は避けましょう。濡れたままの状態で放置すると、本来、髪が持っている水分やタンパク質が流れ出し失われてしまい、ツヤ・ハリ・コシが減り切れ毛が増えます。つまり、とても不健康な状態なのです。さらに注意したいのは、完全に乾かないうちに寝てしまうことです。濡れたままの髪は、枕との摩擦によって髪がこすれてキューティクルが剥がれ、ますます大きなダメージを受けてしまうため、ドライヤーは必須といえます。そして、髪が濡れた状態は、湿気がとても多い状態にあるため、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。雑菌が繁殖すると、かゆみ・出来物・におい・フケなどの不快な症状があらわれ、頭皮環境が悪化します。当然のことながら、悪化した頭皮から生えてくる毛髪にも悪影響となるため、頭皮と髪を健やかに保つには、自然乾燥NGなのです。

ドライヤーをかけるときは、タオルドライと同様に頭皮から順番に毛先まで乾かすイメージです。頭皮と髪の根本から20センチ以上離しドライヤーをあてていき、1か所にずっと熱風があたらないよう左右に小刻みに揺らしてまんべんなく乾かします。頭皮が乾かし終えたら次は毛先を乾かします。完全に乾燥させるとオーバードライとなりパサパサになってしまうので、毛先は8~9割くらい乾かす程度に抑えます。最後の仕上げにドライヤーの冷風を髪全体に使い温度を下げます。そうすることで、キューティクルがとじてスタイリングの持ちが良くなり髪にツヤが出て手触りも良くなります。

ちなみに、ドライヤーを20センチ以上離すとあるのは、噴出される温風は70度ぐらいまで下がるので、頭皮や髪の毛への負担をかなり抑えることが出来るためです。一般的な1200Wのドライヤーですと噴出し口から10cm以内の場合は、熱風が100度になる恐れがあり、長時間当ててしまうと、さらに表面温度がどんどん上がっていきます。表面温度が100度を超えるとタンパク質の変性を起こしてしまい、髪の毛がパサついたり、枝毛になったり、ごわついた手触りになってします。そこで、髪を傷めない温度(60度程度)に設定できる低温ドライヤーがオススメです。熱によってキューティクルを傷めたり、髪のヤケド状態を防げるので、ツヤや張りのあるサラサラで健康な髪を維持することができます。我が家で約10年間、活躍していた800wのマイナスイオンドライヤー(当時、数千円の安価なものだったと思います)が、壊れて動かなくなったため(涙)、吟味をかさね購入したのは、低温ドライヤーであり、ナノケアも出来るすぐれもの。

パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA97』です。

ヘアードライヤー ナノケアPヘアードライヤー ナノケアW2 ヘアードライヤー ナノケアW1

ナノイー&ダブルミネラル(2つの亜鉛電極から発生されるミネラルマイナスイオン)で、摩擦ダメージや紫外線に強いツヤツヤの髪へ導く、うるおい浸透ヘアエステというふれこみのドライヤー。最初は半信半疑でしたが、実際に試してみると、、、乾くのがとにかく早い!そして何よりドライヤーで本当に髪がツヤツヤに!さらにスキンモードで顔や手などの肌にあてると、、驚きました!本当にお肌しっとり!!ドライヤーに対する価値観が変わるほどの良さでした。安価なものと比べると値は張りますが、この先長く毎日使うものですし大切な髪と頭皮のためと思うと価格以上の価値がありました。本当に買って良かったと思う一品です。ご家族や大切な方への贈り物にもよろこばれそうですね。

Point 4 頭皮に優しいシャンプーを使う

シャンプー選びで大切なのは、自分の髪と頭皮に合っているかどうかです。頭皮の乾燥や痒み・フケなどの頭皮トラブルに焦点をあててシャンプーを選ぶときは、洗浄力のとても強い高級アルコール系と石鹸シャンプーは絶対にNGです。トニック系クール系のシャンプーも洗いあがりがスッキリと気持ちよく感じるかもしれませんが、残念ながらそれは擬似的な感覚です。過剰に配合されている製品は刺激が強いので避けたほうが無難でしょう。これらのシャンプーは得てして安価で泡立ちがよく、ドラッグストアーやスーパーなどで簡単に入手できるという利点はありますが、強すぎる洗浄力で皮脂を落としすぎてしまい、更に頭皮の乾燥が進み悪化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。

  高級アルコール系シャンプー石鹸系シャンプーアミノ酸系シャンプー
 洗浄力 洗浄力は高い 適度
 皮 脂 皮脂を取りすぎる傾向にある  適度

頭皮の保湿、乾燥予防、特に乾燥肌の方や肌の弱い方は、刺激がマイルドで頭皮に優しい「アミノ酸系シャンプー」がおすすめです。アミノ酸シャンプーは人間の肌と同じ弱酸性なので、必要な皮脂を洗い流すことがなく、髪と頭皮にやさしいのが特長です。また、アミノ酸シャンプー自体に保湿性があるため、必要な皮脂を残して保湿もできるというダブルの効果で、乾燥肌に最適なシャンプーといえます。

それでは、どのようなシャンプーが「アミノ酸シャンプー」であるのか具体的にボトルの裏面などに記載されている成分表を見て確認しましょう。成分表記は量の多い順に書かれています。最初は水、次に主な洗浄成分である界面活性剤の順です。

■「アミノ酸系シャンプー」の洗浄成分

「アミノ酸系シャンプー」の洗浄成分

アミノ酸シャンプーは、アミノ酸から作られる成分が含まれており、ココイルグルタミン酸・ヤシ油脂肪酸・ラウリン酸・ミリスチン酸・グリシン・メチルアラニン・サルコシンなどが代表的な成分です。非常に種類が多く、全ての種類が同様の性質をもつとは言い切れませんが、全体的に上記の傾向があるので参考にしてみてください。その他には、以下のような成分があります。

アミノ酸成分
ココイルグルタミン酸TEA、ココイルアラニンTEA、コカミドプロピルベタイン、ベタイン、ラウロイルシルクアミノ酸K、ラウロイルメチルアラニンNa ・ラウリルグルコシド・ラウロイルアラニンNa、 ラウリン酸ポリグリセル-10、 ラウロイルメチルβ-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液、 ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、アルキル(8~16)グルコシド、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩 、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸K、ココイルアルギニンエチルPCA(アミノ酸系)、ラウリルベタイン、、ココアミンオキシド ココイル加水分解コラーゲンK、 水添レシチンココアンホ酢酸(ベタイン系)、ココアンホプロピオン酸Na、ココイルグルタミン酸、ココイル加水分解ダイズタンパクK、 ラウロイルアスパラギン酸Naなど

メチルアラニン系は、とても優秀ですが高価な成分であると記述しました。しかし、価格が高くならないように、「ラウロイルメチルアラニンNa」に、「ココイル系」や「ベタイン系」のアミノ酸成分を追加しているアミノ酸シャンプーが、肌に優しく洗浄効果も高い理想の成分構成です。

いくつかアミノ酸系のシャンプーを紹介しますので、シャンプー選びの参考にしてみてください。

『kurokami スカルプ』

 

haru kurokamiスカルプ

注目ポイント

100%天然由来と10の無添加で、髪と頭皮をやさしくケア

上質なアミノ酸洗浄成分でしっとり洗い上げるので、リンス・コンディショナー不要!これ1本で洗い上がりはしっとり高保湿だから、バスタイムの時短と良コスパの優れもの。
日本人が本来持っている自然な髪色を美しくキープしたい方にもおすすめのシャンプーです。

『ハーブガーデン』

 

ハーブガーデン

 

注目ポイント

低刺激なのに潤いはしっかりキープ!

とにかくオーガニックにこだわって作られており、赤ちゃんにも使えるほど安全で低刺激。ノンシリコン・ノンパラベン・ノン石油系界面活性剤・ノン人工香料はもちろんのこと、希少なオーガニックの育毛成分がたっぷり配合された正に理想のシャンプー。保湿と頭皮ケアに特化した一生もののシャンプーです。

『オアシス天然シャンプー』

 

オアシス

注目ポイント

天然由来成分100%で作られたパーフェクトシャンプー

贅沢すぎるほどの厳選された数々の素材で作られ、健康な頭皮環境への改善をサポートする超万能型シャンプー。育毛シャンプーとしても優れており育毛成分は、保湿・栄養・消炎・毛髪補・血行促進の贅沢すぎる成分構成。「ナノ化シルバー」という抗酸化成分や、「AC‐11」という頭皮の傷ついたDNAを補修するアンチエイジング成分まで含まれているので、 パサついた髪やダメージヘアの修復にも最適です。髪が痛みやすい人、頻繁にパーマやカラーをする人におすすめの長く付き合えるシャンプーといえます。

『マイナチュレ・シャンプー』

マイナチュレシャンプー マイナチュレ・シャンプー

注目ポイント

頭皮への優しさと使用感が両立した理想の頭皮ケアシャンプー

頭皮にとって余分なものは一切入れない(ノンシリコン、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、紫外線吸収剤フ リー、合成ポリマーフリー、タール系色素フリー、酸化防止剤フリー)安心・安全の無添加処方。育毛剤を販売している会社が作ったシャンプーで育毛剤の浸透を妨げないシャンプーです。育毛剤と相性のよいシャンプーを探している方へおすすめです 。公式サイトからの購入で返金保障付き、と気軽に試すことが出来ます。

 

 頭皮に優しいシャンプーのなかには、泡立ちが少し弱いものもあり物足りなく感じ気になるかもしれませんが、十分に洗浄できるので用量を増やしたり二度洗いなどはしないよう留意してください。

■そのシャンプー、本当にアミノ酸シャンプー?

残念ですが、「アミノ酸シャンプー」の成分配合の明確なルールなく、市販品の多くのシャンプーで上記のアミノ酸系成分が少ししか入っていないにもかかわらず、パッケージに堂々「アミノ酸シャンプー」と、謳い文句にしているシャンプーもあります。「石油系の合成界面活性剤(ラウリル硫酸など)+アミノ酸成分が少しだけ」といった商品が数多く存在するのが現状です。個人的には正直「それ詐欺じゃなか?」、「そんな成分の名前とか知らないし、騙された!!」と感じても何ら不思議ではないと思います。

先にもいいましたが、シャンプーの成分は、全成分表示かつ配合量の多い順に記載することに薬事法で定められています。そして、シャンプーの成分は90%以上が水と界面活性剤で構成されており、一番最初、多くの場合は水で2番目3番目と主な洗浄成分である界面活性剤の順です。このことから注目すべきは、「水の次にどの成分(界面活性剤)が記載されているか」が重要です。もちろん全ての界面活性剤がアミノ酸系成分であれば言うことはありませんが、2番目、3番目あたりに高級アルコール系の成分、それよりもかなり後にアミノ酸成分記載されていてもアミノ酸系シャンプーだと判断しない方が賢明でしょう。特に乾燥肌の方や気になる方は、刺激が強い「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」などの高級アルコール系成分が入っているシャンプーを選ばないように注意が必要です。

■高級アルコール系の界面活性剤

それでは代表的な高級アルコール系成分をみていきましょう。

  • ラウリル硫酸Na(ドデシル硫酸Na)
  • ラウレス硫酸Na(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na)
  • ラウリル硫酸アンモニウム(ドデシル硫酸アンモニウム)
  • ラウレス硫酸アンモニウム(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム)
  • スルホン酸Na
  • パレスー3硫酸アンモニウム
  • ラウレス-3硫酸アンモニウム
  • ラウレス-4カルボン酸Na
  • ラウレス-4酢酸Na

括弧内は別名で、ラウリル硫酸Naはラウリル硫酸ナトリウムや、ラウリル硫酸塩などと表記されることもあります。すべてを覚えるのは大変ですし中々聞きなれない名称は尚更めんどうですから、「ラウリル」と「硫酸」と「ラウレス」の3つを含む成分は特に注意しチェックしてください。

なお、「高級アルコール系」と同じく洗浄力がとても強く頭皮への刺激も強い「石鹸系シャンプー」は、脂肪酸ナトリウムなどから作られる界面活性剤が入っています。主な成分として「石鹸素地(カリ石鹸素地)」や「石けん分(純石けん分)」、「脂肪酸ナトリウム」、「脂肪酸カリウム」などがあります。「石鹸」もしくは「脂肪酸」と表示されているので、見分けやすいでしょう。

アミノ酸シャンプーを選ぶ際は、上記の高級「アルコール系界面活性剤」や「石鹸系界面活性剤」が入っていないかどうか一度確認してみてください。

さて、「アミノ酸シャンプー」の定義というものは非常に曖昧であることとお解かりいただけたでしょうか。シャンプーに限らず、いきすぎた誇張表現は規制されるよう願いますが、「知ること・知ろうと思うこと」が私たち消費者が自らできる対抗手段のボーダーラインではなか、と常々感じています。

Point 5 季節にかかわらず紫外線対策をする

紫外線(UV)は、頭皮だけではなく肌全体を乾燥させてしまう要因の1つになります。特に頭頂部は顔や身体に比べて2~3倍の紫外線を浴びているともいわれています。紫外線を全く浴びないというのは難しいですが、人間にとって有害性が強く健康にも悪影響があると言われているため、できるだけ紫外線対策はするようにしましょう。

それでは、身近にあるものや買えるもので出来る紫外線対策と紫外線の特徴などをまとめていきますので、参考にしてください。

  • 帽子や日傘を持つなど物理的にさえぎる(帽子は蒸れると雑菌が繁殖しやすくなったり悪影響を及ぼすこともあるので長時間の使用を避けるなど工夫をしましょう。)
  • 頭皮や髪専用の日焼け止めスプレー(紫外線吸収剤を含むものは避ける)
  • 髪の分け目を毎日少しずつ変える(常に同じ場所が紫外線にさらされないよう防ぐ。)
■季節

紫外線量が最も多くなるのは、夏の正午頃で春〜秋(3〜9月)が多く5月から増え始め、6月には真夏とほぼ同量といわれています。冬でも長時間、浴び続けると紫外線の悪影響を受けやすくなるので注意が必要です。

■場所

また、紫外線量は南にいくほど多くなり、日本の場合、北海道に比べて沖縄は約2倍ほど多いといわれています。高地(山頂など)ほど太陽に近く、また地表に比べて紫外線を遮るチリや埃が少なくなるので(空気が澄んでいるため)当然ですが、紫外線量が多く強くなります。旅行や高地へおもむく際は、しっかり紫外線ケアしていきましょう。

■天気

今日は天気が悪いからといって、なにも対策せずに外出するのは危険です。曇りの日でも晴れの日の70%程度もの紫外線量があります。雨の日でも20%の紫外線は届いていますので、油断しないようにしましょう。

■時間

午前10時〜午後2時が最も多く、この4時間で1日に降り注ぐ紫外線の約60%を占めていると言われています。逆に日の入り、日の出付近はかなり少ないとも。ただし目に入る紫外線は逆に朝、夕方のほうが多いとも言われています。

このように、紫外線は季節や天気にかかわらず毎日でています。日焼けのダメージはリセットされず、どんどん蓄積されてしまいます。過度に警戒する必要はありませんが、ストレスの感じない範囲で、季節、時間、天候問わず、適切な日焼け対策を行い、うるおいをしっかり守りましょう。

Point 6 室内の湿度を適切に保ち、エアコンの風を直接頭にあてない

温度や湿度の変化が激しいときも頭皮が乾燥してしまう要因の1つになります。特に秋~冬は、部屋の中でエアコンを使っていて湿度が下がってしまい乾燥しがちなシーズンです。
湿度が下がってしまうと部屋が乾燥して頭皮にも乾燥を招いてしまいます。頭皮をはじめ皮膚にとって60~65%くらいの湿度が適切と言われています。いくら頭皮を保湿しても乾燥した空気にずっとさらされていれば、だんだんと水分を奪われてしまうので、乾燥しやすい秋~冬の間、空気を調節できる室内なら加湿器をつけるなどして湿度に気を配るようにしましょう。
また、頭皮や髪がエアコンの風に直接あたってしまうのも、うるおいが奪われてしまうため良くありません。さらに、夏にも乾燥してしまう環境があるんです。夏は気温が上がり汗をかき、それが冷えて蒸発するときに一緒に水分も蒸発し余計に乾燥するケースやエアコンの冷房も実は乾燥する原因になりますのでエアコンは風向を変え、温度管理にも気を配りましょう。

Point 7 栄養を十分とって血行をよくする

乾燥肌は、ローションや美容液・クリームなどで外側からのスキンケアに目を向けがちですが、実は体の内側の働きも大きく影響しています。体の内側とは、毎日の食事でえられる栄養素のことです。したがって、偏食や無理なダイエットを繰り返したり、栄養バランス悪い食生活を続けると、お肌と同じく頭皮も栄養不足になってしまいます。健康的で美しいお肌や頭皮・髪になるためには、栄養バランスが良くカロリーも適切に摂取できる食事を心がけましょう。

頭皮や髪に効く重要な栄養はビタミン類が多く、亜鉛、たんぱく質を多めに摂るよう意識するといいでしょう。それでは、栄養素・役割・特徴・代表的な食べ物をみていきましょう。

栄養素役割・特徴頭皮と髪に効く食べ物
ビタミンA皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり潤いを保って乾燥を防ぐ作用。人参、ほうれん草、トマトなどの緑黄色野菜やうなぎ、レバー
ビタミンB2・B6皮脂の分泌や炎症するのを抑えてくれる効果と皮膚の代謝を促進する作用。【B2】レバー、卵、大豆、乳製品、緑黄色野菜、焼きのり
【B6】カツオ、マグロ、イワシ、サバ、レバー、肉類、バナナ、キャベツ、ピーナッツ、くるみ、大豆、ニンニク
ビタミンCコラーゲンの吸収を助けてくれる役目と血管や頭皮を丈夫にしてくれる効果。赤・黄・オレンジパプリカ、レモン、柿、キウイ、カリフラワー、苺、トマト、ブロッコリー
ビタミンE毛細血管を広げて髪への栄養の運搬をスムーズにする作用。ナッツ類、植物油、魚介類、ごま
たんぱく質皮膚のバリア機能を守り、健康的な肌を保つ作用。肉、魚、卵、乳製品、大豆、納豆、豆腐
亜鉛育毛に欠かせない髪の組織を作る作用。肉類(牛もも肉、豚レバー)、うなぎ、いわし、魚介類(特にカキなどの貝類)、納豆、アーモンド、高野豆腐、海草類
丈夫な髪にする作用。レバー・納豆・小松菜・ほうれん草・パセリ
コラーゲン肌にハリと艶を取り戻す作用。鶏の皮・手羽先・豚足・ふかひれ

皮脂が過剰に分泌されていると感じたら、肉中心の食事やカロリーが高い食事、糖分の取りすぎ、インスタント食品、マヨネーズ、スナック菓子、塩分・脂分が多いファストフードなどの食べ物は、とりすぎないようグッと我慢して少しずつでも食生活の改善を意識してみましょう。なるべく皮脂を出さない食べ物としておすすめなのは、野菜、魚、果物などの脂分が少ない食べ物です。

また、いくら栄養をとっても冬の冷えや夏でも冷房などで体が冷えると、血行が悪くなりその栄養がしっかり頭皮に運ばれて届かなくなります。せっかくとった栄養も届かなければ意味がありませんので、冷えを感じたら温かいものを飲んだり、ひざ掛けやカーディガンを羽織るなど体を温めて血行を促すようにしましょう。

Point 8 しっかりと睡眠をとる

お肌と睡眠は深い密接関係にあり、寝不足や質の悪い睡眠が、お肌と頭皮の乾燥などの肌トラブルを招きます。「睡眠不足はお肌の大敵」と、よく耳にしたことがあると思いますが、理由はこんなところにあるのです。お肌が潤いを保っていられるのはターンオーバー(新陳代謝を繰り返して皮膚細胞が生まれ変わるサイクル)のおかげです。健康なお肌と頭皮は、約4週間のサイクルで繰り返されますが、間違ったシャンプー選びや洗髪方法あるいは加齢などによりターンオーバーが乱れてしまいます。この乱れによりターンオーバーのサイクルが早やまったり遅くなったりして肌トラブルを引き起こします。なんと、40代からは6週間ほどかかるとも言われています。

ですので、良質な睡眠をとるということは、ターンオーバーが活発に働き成長ホルモンが分泌され、美肌へと導くということなのです。新しく美しい皮膚の再生を促すには、良質な睡眠であればあるほど良いのですが、人間の良質な睡眠は22時~2時の間の時間帯が理想的な睡眠といわれています。また、睡眠時間は22~6時の間で少なくとも6時間は必要です。眠りが浅い、よく目覚めてしまう、寝つきが悪いといった方は、質の高い眠りができるようにするためにも、以下のような工夫を試してみてはいかがでしょうか。

  • ストレッチや軽い運動をする
  • 就寝前の食事、アルコール、カフェイン、喫煙は避ける
  • 就寝の2~3時間前にぬるめのお湯で入浴して体を温める
  • 就寝前はTVやパソコン・携帯などをいじらない(ブルーライトを避けるため)
  • 自分に合った枕や寝具を選ぶ
  • リラックス出来る明るすぎない照明
  • 睡眠作用のあるアロマを焚く(カモミール・シダーウッド・ラベンダーなど)

かゆみで眠れないという乾燥肌の方でも、就寝前にシッカリと保湿をしてリラックスした気分になれると心地よい睡眠をとることができるでしょう。人それぞれリラックス方法は異なると思いますが、自分に合ったリラックスの仕方で心から緊張をほぐすことが大切です。

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