百害あって一利なし?タバコのデメリット

demerits of smoking禁煙
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タバコを吸うことによる多くのデメリットは周知の事実だと思いますが、ざっくりまとめてみたいと思います。深く掘り下げてみたいと思った情報については別記事にてまとめていくつもりです。事細かにまとめ始めると「これタバコを悪く見せるための言いがかりじゃないか」と思ってしまうくらいデメリットとタバコが結び付けられていてきりがないためです。

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タバコのデメリット

様々な病気のリスクを高める

一番のデメリットはこれではないでしょうか。肺がんや肺気腫などの病気になるリスクが高まります。冠動脈性心疾患など心臓病のリスクも高まります。喫煙と関係があるとされている病気は数多く存在します。

お金や時間を浪費する

これはこちらの記事でも書いたように、普段は意識することがなかったとしても改めて計算してみることでどれだけ浪費しているか、浪費してきたのかが自覚できると思います。一度も考えたことがなかった人はこの機会に自分がタバコに費やしている時間やお金を把握してみましょう。

部屋の壁紙やカーテン、洋服などが黄ばむ

これは煙に含まれるヤニによるものですね。特に白色の壁やカーテンは色の変化がすごくわかりやすいです。我が家の壁も真っ白の壁からクリーム色へと様変わりしました。

それ以外にも換気扇やエアコンなどにもヤニがべったりついてしまって掃除が大変だったり、エアコンから出てくる空気がタバコ臭かったりと、部屋の中で喫煙する人はヤニが家に及ぼす影響を痛感していることでしょう。

歯が黄色くなる・口臭がきつくなる

上記と同じように、ヤニは口腔事情にもかなり影響を及ぼします。ヤニが歯にこびりついて黄ばんでいたり、黒ずんでしまっていたり。鏡で見て表面はそれほどひどくはないなと自分ではおもっていても、歯の裏側はひどいことになっているかもしれません。落とすには歯医者に行く必要も出てくるでしょう。

また喫煙は口臭の原因になります。口臭の原因はタールとニコチンだといわれています。タールは口の中の舌や粘液に付着し、ヤニ臭さの原因となります。ニコチンは口内の血液循環を悪くし、それによって唾液の分泌量を抑える働きをしてしまうようです。寝起きなど口の中が渇いた状態の時って臭いますよね。慢性的にその状態になってしまうという事です。

自分の口臭は気づきづらいものですが、他人の口臭はすぐに気づきますよね。私の知人にもひどいヘビースモーカーの方がいましたが、近くで話すときは正直なところいつも辛かったです。自分も喫煙時はまったく同じように思われていたかもしれませんが・・・

肌荒れや冷え性の要因に

喫煙は肌荒れや冷え性の要因にもなります。体内のビタミンCが破壊されシミやシワ、くすみが増える、にきびなどの吹き出物の原因にもなります。

また冷え性にも影響してきます。これはニコチンによって体の血液循環を悪くしてしまうためです。

髪の毛への影響

髪の毛に臭いがつくのはもちろんのこと、抜け毛や薄毛、白髪の原因にもなるようです。

抜け毛や薄毛の原因になる、タバコを吸うとハゲるといった話は聞いたことがあったのですが、白髪にも影響しているとは知りませんでした。喫煙者は非喫煙者に比べ4倍も白髪になる可能性が高いという研究結果もあるようです。

早発閉経のリスクを高める

これは女性限定のデメリットですが、喫煙によって閉経が1~2歳早まることが知られています。

また、これに関連して閉経前の女性は喫煙によって乳がんになるリスクが非喫煙者に比べ3.9倍も高まるようです。

受動喫煙(副流煙)による自分以外への影響

これらのデメリットは吸っている本人はもちろんのこと、自分の近くの人にも同じことが言えます。自分のタバコが原因となって大事な人を傷つけてしまっているかもしれません。

吸っている本人はフィルターを通してタバコの煙を吸い込んでいるため多少は和らげられますが、副流煙は何も通さず直接の煙なので有害物質の含有量は主流煙に比べてはるかに多いです。

また喫煙者の子供が喘息になるリスクは非喫煙者の子供に比べ3倍も高くなるようです。

近くに家族がいる場所では吸わないようにと気をつけている方も多いとおもいます。自分も換気扇の真下以外では吸わないようにしていました。しかし喫煙直後の自分の呼気にもタバコの有害物質は含まれており、それらは空気中に留まります。結局は煙は無くても受動喫煙させてしまっていることと同じになってしまいます。

たばこによる臭い

これも吸っている本人も周りの人にも影響を与えるデメリットですね。非喫煙者の人にもタバコの臭いが好きだ、って人も中にはいるかもしれませんが、基本的にはタバコの臭いに好印象を持っている人は少ないです。

タバコの臭いは洋服にも髪の毛にも体にも染み付いてしまいます。少しでもタバコの煙がある空間にいただけで染み付くものです。私はタバコを吸っていたときはそこまで気にならなかったのですが、タバコの煙があるところにしばらく滞在した後、家に帰ってきて着替えてるときなどに「うわ、洋服がタバコ臭っ」と感じることが多くなりました。

タバコを吸っているときは常にタバコの臭いに包まれていて嗅覚がその臭いに慣れてしまっていたのかもしれませんし、タバコのおかげで鼻がバカになっていたのかもしれません。喫煙者当時はまったくといって良いほど感じなかったのに、吸わなくなったことで嗅覚が非喫煙者のレベルまで冴える様になったせいか頻繁に感じるようになりました。何十年も自分の中で良い匂いと思っていたものがただただ臭いと感じるようになるのは衝撃的でした。



コメント

  1. ポセイン より:

    マンションに住んでいますが、今も、下の部屋でアイコスを吸っているようです!

    化学物質過敏症(タバコアレルギー)です!
    最近、加熱式タバコアイコスや、JTのプルームテックなどの
    煙の出ないタバコが流行っているようですが、
    副流煙がなく、アイコスは、燻製卵のようなにおい、
    プルームテックは、全く臭いがありませんが、
    ニコチン量は通常のタバコより多いみたいで私には耐えられません!
    身体が、拒否反応を示し、下痢関節痛、頭痛や倦怠感で仕事が出来ずです。

    傷病手当をもらいながら療養中ですが、家にいても階下の喫煙の影響で
    全く体調は良くなりません、改善されません。

    最近、煙草の臭いというよりも、ニコチンへの過敏症で体調を崩す人が
    多いようです、こんなもの無ければいいのに!
    そうすれば、通常のタバコなら喫煙者も遠慮して吸わないのに!
    と思う今日この頃です。

    つまり、たばこ税以上にタバコのために医療費や療養費が掛かっているのだから
    国民すべてが、タバコなどやめるべきだと思っています。

    みんなが、健康で長生きするためには、煙草はこの世から消し去るべきだと
    感じています。

    臭いもなく、何も感じないで猛毒のニコチンを吸い込んでいる、
    子供や妊婦さんや、実はご近所さんの喫煙のために病んでいる人!

    日本国全体の、医療費がこのまま放置しておくと、膨大に膨れ上がる!
    ことになりそうです。

    何とかならないですかね?

    • たまっこ より:

      コメントありがとうございます!

      ニコチンアレルギー、とてもお辛いでしょうね。
      自衛でどうにかできる範囲を超えてしまっているのなら、下の部屋の住人や大家さんとの話し合いも必要なのかもしれませんね。

      未だに路上喫煙をしている人間も多く、なかなか急激に変化するのは難しいと思いますが、
      それでも禁煙への流れは緩やかに進んでいるのでしょう。
      喫煙者にとっても非喫煙者にとっても住み良い世界になることを切に願います。

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